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  • なぜほとんどの経営コンサルタントは適切なアドバイスができないのか?

     このブログ第一回目の記事は、はじめに知っておいていただきたい経営コンサルタントの実情について書きたいと思います。

    第一回目にこの記事を書こうと思ったのは、「経営コンサルタント」と聞くと、経営に関して専門的で豊富な知識があるイメージがありますが、実際はほとんどの経営コンサルはその逆なのです。

    経営コンサルタントの実情
    実際経営コンサルタントとは、どういった人達なのでしょうか?大きく分けて3つのタイプに分かれます。

    1.一つの専門的な知識を持った人
    公認会計士、税理士、社会保険労務士など、元々専門的な知識を持っている会社や個人が、行っているコンサルタントです。

    元々、専門的な知識や資格で業務を請け負い、そのついでに経営コンサルタントも請け負っているケースが多いように感じます。

    専門的な知識を持っているので、有意義なアドバイスをしてくれそうな気がしますが、大抵専門分野以外の知識がない・浅い人が多く、一つの部門の問題でも他の部門とも連携していることが多く、一つの分野の専門的な知識があるだけで根本的な問題の解決をすることは難しいでしょう。

    2.幅広い知識を持っているが理論だけしか理解していない人
    コンサルティング会社に就職して、研修で勉強しただけの人や中小企業診断士の資格を持っているだけの人も、このタイプに含まれます。

    様々な理論を知っているのですが、実務に活かせるほど、その理論を深く理解していない人が多く、机上の空論で終わってしまっている人が多いように感じます。

    3.実務を経験してきた人
    実務で実績を残してきた人がその経験を活かしてコンサルティングするのがこのタイプです。

    このタイプの人達は、長年の勘や経験で物事を判断することが多く、理論を知らないので知識に限界もあり、また専門的知識を持っている人と同様に他の分野の知識がない・浅い人が多いように感じます。

    全ての経営コンサルタントがこの3つに必ず当てはまる訳ではありません。

    あなたの会社で経営コンサルタントを頼む際に、上記のようなコンサルタントに頼まないようにご注意ください。