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  • おすすめのマーケティングの本2

     前回、小阪さんの本をご紹介しましたが、実用的な書籍ばかり読んでいると、「じゃあ、キャッチコピーを工夫して売上を伸ばそう」とか「もっと成約率を上げる営業トークにしよう」など、つい視野が狭くなりやすくなってしまいます。

    だから、広い視野でマーケティングするためには、マーケティングの理論などが書かれた学術的なものも読むことをおすすめします。

    学術的なものは、大抵書かれていることが同じなので、どれを読んでもいいのですが、その中でおすすめなのが、ビジネスキャリア検定のマーケティングのテキストです。

    3級と2級の2種類のテキストがあるのですが、できれば両方読むことをおすすめします。

     資格は、他人に知識を証明するためのものだと思うので、別に資格まで取る必要はありませんが、ビジネスキャリア検定のテキストは、マーケティングの理論などが一通り網羅されているので、基本を学ぶのに最適だと思います。

    一通り理論などを理解してから、実用的な本を読んだり、個別に詳しく書かれたものを読めば、さらに知識が深まるかと思います。

  • マーケティングでおすすめの本

     良い経営をするためには、経験や勘といったものも大切かもしれませんが、私が一番大切だと思うのは、知識だと思います。

    経験がなくても、知識があればカバーすることができますが、いくら経験があっても、知識がなければ、持っている知識以上のことはできないからです。

    その知識を習得するためには、読書は欠かせなくなってきますので、私がおすすめの本をご紹介したいと思います。

    今回が第一回目なので、一番初めにどのジャンルの本をご紹介しようか迷いましたが、今回はマーケティングの本に致します。

     マーケティングの本は、大きな本屋さんに行けば、かなりの数の本が並んでいますが、マーケティングとは名ばかりで、実際はプロモーションについてしか書かれていないものもあります。

    その中で、読みやすくて多角的にマーケティングを捉えていておすすめなのが、小阪 裕司さんの本です。

     小阪 裕司さんの本は、単なるプロモーション方法だけでなく、店内でかけるBGMまで分析するなど、消費者の視点で心理や行動を、非常に多岐にわたって分析しています。

    少々抽象的に書かれている箇所もあるかもしれませんが、消費者心理をわかりやすく解説し、どのようなマーケティングをすればいいかのヒントがたくさん詰まっていますので、マーケティングの入門編として、おすすめです。