タグ: 成功する会社とは?

  • 成功する会社になるために一番大切なこと2

     成功する会社になるためには、顧客にだけでなく、社員にも誠実である必要があります。

    過酷な労働条件、ストレスの多い社内環境、仕事に見合わない低賃金、昇給がなく将来が安定しない給与体系など、このような会社は近年増えているような気がしますが、このような会社に自ら進んで長く働きたいと思う人は、まずいないでしょう。

    このような会社は、間違いなく離職率が低いはずです。

    離職率が高ければ、優秀な人材を育てることができないだけでなく、外部から優秀な人材を獲得しても辞めていってしまうということなので、結局優秀な人材を確保することができなくなるのです。

    そうなれば、ワンマンでやって経営者の目の届く範囲内でしか、ビジネスを成長させることができなくなってしまいます。

    さらに、経営者が病気などで会社を見ることができない場合は、うまく会社が回らなくなり、経営者が引退する時には、的確な後継者もいないので、経営者の引退と同時に現在のビジネスが衰退していくことになってしまいます。

    ですから、成功する会社にするためには、顧客だけでなく社員にも誠実であることが大切です。

  • 成功する会社になるために一番大切なこと

     「成功」に関する書籍は山のように出ていますが、「成功した会社」とは一体どういう会社でしょうか?

    様々な意見があるかとは思いますが、私は単純に「売上が多くて利益をたくさん出している会社」ではなく、そこは単なる入り口であって、本当に成功している会社とは「そのたくさんの利益を長期間維持している会社」だと思います。

    そのような会社になるためのヒントをこのブログでご紹介していこうと思っています。

     長期間たくさんの利益を出し続けている会社になるためには、一体何が一番大切なのでしょうか?

    ビジネスチャンスを掴む力であったり、決断力など経営者に必要なことはたくさんありますが、その中でも私が一番大切だと思うスキルは、「誠実力」だと思います。

     「誠実力」とは私の造語ですが、「自分や周りの人に対してどれだけ誠実なのか?」ということです。

    何も綺麗事を並べるつもりはありません。

    私は、どちらかというと理屈っぽい方なので、理論的に説明できないことは信用しないことにしています。

    これを読んでくださっている方の思い描いている「誠実」とは多少ニュアンスが違うかもしれませんが、誠実であるという事がビジネスにどう関係するのか、ご説明いたします。

     まず利益を生み出すお客様のことを考えてみましょう。

    お客様に誠実であるということは、一体どういうことでしょうか?

    逆にどのような場合が、不誠実なのかを考えれば、自然と答えは浮かび上がってきます。

    「品質は変わらないのに値段が高い」
    「都合の悪いことを内緒にする」
    「いいかげんな接客・対応」
    「約束を守らない」
    など、挙げていけばキリがありません。誠実とはこれの全く逆を行えばいいのです。

    「品質が良いのに安い」
    「都合の悪いことまで正直に話してくれる」
    「親身になって接してくれる」
    「約束は必ず守ってくれる」
    このように誠実な会社であれば、自然とお客様との信頼関係を築くことができ、余程のことがない限り、あなたの会社を贔屓にしてくれるはずです。

    このような誠実な対応をしていれば、あなたの会社の顧客がどんどん増えていき、自然と売上は伸びていくでしょう。

    色々なマーケティング手法がありますが、この誠実さがなければ、どんな高度なマーケティング手法を使っても、絶対に成功することができません。

    お客様も馬鹿じゃありません。どんどん学習し、賢くなっていきます。

    誠実さがなくても一時的には成功するかもしれませんが、すぐに見破られますので、短期的には売上は伸ばせても、だんだんお客様から見限られていきます。

    そうなれば、絶対に長期的な成功などありえないのです。