タイトルは皮肉です。
久しぶりの更新ですが、今回は『金持ち父さん、貧乏父さん』で有名なロバート・キヨサキ氏について、書きたいと思います。
ご存じの方も多いかと思いますが、ロバート・キヨサキ氏の会社が倒産する予定です。
ご存じない方のために、簡単にご説明しますと、『金持ち父さん、貧乏父さん』のブランド化やプロモーションを行っていた会社が、未払いの代金を請求する裁判を起こし、裁判所は料金の支払いをロバート・キヨサキ氏の会社に命じました。
個人の資産や別の会社の資産を注げば払えるのですが、支払いを避けるため、請求された会社を倒産させ、別の会社で事業を存続していくということでした。
請求された会社を倒産させれば、確かに支払いを避けられます。
ただ、未払いの代金の支払いを避けるために、会社を倒産させ、別の会社で事業を継続させるのは、悪く言えば「合法的な借金の踏み倒し」です。
金持ちになる方法を教えているので、『金持ちになる』という趣旨からは、ずれていないかもしれません。
ノウハウの販売は言わば人気商売と同じで、「どれだけ支持されるか?」が重要です。
ここまで『金持ち父さん、貧乏父さん』を育てた会社に対して、そのような仕打ちをすることに、少なくても私は反感を抱き、今後『金持ち父さん、貧乏父さん』に関連するものを購入するのをやめようと思いました。
私の他にも反感を持った方も多いことでしょう。
それを考えれば、『金持ち父さん、貧乏父さん』ブランドのダメージは測り知れず、数年先のことまで考えれば、請求額よりも多い損失になるかと思います。
有名な分、別のブランドを立ち上げることも難しくなりますし、なぜ今回支払いをそこまで渋ったのか私には理解できません。
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