投稿者: sinoffice

  • 成功する多店舗展開と失敗する多店舗展開

    今回は多店舗展開をしている、今後店舗を増やそうと思っている方にぜひ読んでいただきたい記事です。

    新規出店する際に立地や店舗の内装、市場調査、商圏など様々な要因を考慮して、出店しているかと思います。
    確かに、それらの要因も成功か失敗かを分ける要因ですが、補助的な要因で、それよりももっと重要な、というより決定的な要因が「ブランディングができているかどうか」です。

    「ブランディング」とは、あなたの会社(お店)のブランドを確立することです。
    ブランドを確立するといっても、高級ブランドにすることだけがブランディングではありません。
    消費者にあなたの会社(お店)がどのようなところなのかを認識してもらうことです。
    例えば、パソコンのMacなら「オシャレでクリエーター向け」といったイメージがあるかと思いますが、それもブランドです。
    同じように、量販店のドンキホーテは、「安い」というイメージがあるかと思いますが、これもブランドです。

    話を戻しますが、お店が新しくできると、珍しさから開店当初はお客様が来てくれます。
    しかし、大抵のお店は2年、3年経ってくると、だんだんお客様の数が減ってきてしまします。
    当然ですが、開店当初にどれだけお客様を呼べるかよりも、継続的に集客できるかどうかが大事で成功するかどうかはそこにかかっています。
    また、あなたの会社がうまくいっていたら、同業他社があなたのお店の近くに出店してくるかもしれません。
    そうなることまで考慮すると、成功か失敗かを決定的に分けるのは、商圏でもなければ立地でもなく、ブランディングなのです。

    ブランディングができていると、例え隣に同業他社の店舗があっても、お客様はあなたのお店を目的にして来てくれます。

    食事を例に出して説明します。
    例えば、行列ができるようなラーメン店というのは、お客様がそこのラーメンを食べるという目的を持って来店しています。
    ですから、隣に空いているラーメン屋さんがあっても、わざわざ並んでラーメンを食べる訳です。
    ですから、隣に同業他社が出店してきても、お客様を取られる心配はありません。
    これがブランディングができている例です。
    隣に同業他社がいようと、立地が多少悪かったり、家から遠くでも、それほど問題にはならないのです。

    逆に牛丼チェーンはブランディングができていない例だと思います。
    牛丼を食べようと思った時、多くの方は「○○の牛丼(○○は店舗名)を食べよう」とは考えないかと思います。
    だから、家から近いとか安いという理由でお店を選ぶので、隣に同業他社が出店してきたら、お客様を取られてしまいますし、価格競争もしなければならなくなるのです。

    多店舗展開する場合、このブランディングができているかどうかは非常に大切です。
    なぜならば、多店舗展開するということは、収益を倍増させるのと同時にリスクも倍増させるからです。

    もしあなたの会社(お店)がブランディングができていない状態で多店舗展開して、ブランディングをしている同業他社が多店舗展開してきたら…
    お客様を次々取られ、一店舗だけでなく、数店舗の売上が下がってしまうからです。
    このように多店舗展開だと負のレバレッジが利いたしまうのです。

    多店舗展開を現在している、または考えている経営者の皆様はぜひ自身の会社のブランディングについて、もう一度確認してみてください。

    ブランディングをする際に、最終的に消費者にどのようなブランドイメージを持ってもらうかという明確なゴールの設定が重要です。

    明確なゴールのないブランディングは、焦点がばやけてしまい、ブランドの確立が難しくなってしまいます。

    詳しいブランディングの方法や成功するブランディングの方法については、いずれ書きたいと思います。

  • ホームページを激安で作成するサービス

     元々、インターネットでのマーケティングについて学ぶために、ホームページを作成し、色々と試していたのですが、どうせホームページを作るならクオリティの高いものを思い、ホームページの作り方から、SEO(検索エンジン最適)対策、検索エンジンのペナルティなど、インターネットマーケティングに関するありとあらゆる事を研究いたしました。

    ある日、何人かの経営者の方にお会いして、ホームページを拝見させていただいたところ、あまり良くない作りだったので、誰が作ったのか聞いてみたところ、プロの業者に頼んで作ってもらったと言われました。

    私の感覚では、お金をいただく以上、プロとして恥ずかしくない仕事をしなければならないと思っていたので、とても驚きました。

    その経営者の方に「私なら、もっと良いホームページを安く作れますよ。」と話したところ、「それなら、お願いしたかった。」と言われました。

    ホームページの作成業は、参入障壁が低く競争が激しいというイメージがあったので、なぜきちんとした仕事をしない業者も生き残っていられるのか、色々と調べてみたところ、独自に研究してきた私の方がノウハウを持っているということに気が付いたのです。

    そこで、このノウハウをたくさんの企業にご提供したいと考え、新たにホームページ作成のサービスを始めることにしました。

     ホームページ作成のニーズは大きく分けて、2つあると思っています。

    一つは、とにかく安く作ってほしいというニーズと本格的にWEBマーケティングをしたいので、しっかりとしたホームページを持ちたいというニーズの2つです。

    第一弾として、「とにかく安く作ってほしい」というニーズにお応えするために、31,500円で作成するサービスを始めました。

     こちらのサービスは、大まかに説明すると中くらいのサービスを他社と比べて1/10くらいの価格で提供するというサービスです。

    事前に内容を打ち合わせする代わりに、お客様にホームページに入る文章を決めていただくことで、コストを大幅にカットしました。

    もちろんホームページの管理もオプションで承っており、ブログの設置、メールアドレスの設定、サブドメイン設定など、他社と比べて拡張性が高いのが特徴です。

    詳しくはこちらをご覧ください→ホームページ作成が激安!ハルリ

    第二弾として、本格的にWEBマーケティングを行うために、中小企業向け最高のホームページを制作するサービスも始めようと思っておりますので、準備が整い次第、またこのブログでお伝えしたいと思います。

  • お金目当てでは楽しめない=脳科学実験で初確認―教育上の参考に・玉川大など

    興味深いニュースがあったので転載します。

    このことについて、ビジネス書作家の本田健さんも同じことを言っていましたが、この理論は自分の仕事に対するモチベーションを管理する時だけでなく、マネージメントにも応用できるかと思います。

    ~ニュース転載~
    お金目当てでは楽しめない=脳科学実験で初確認―教育上の参考に・玉川大など
    時事通信 11月16日(火)5時22分配信
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101116-00000015-jij-soci

     面白いことでもお金稼ぎが目的になると楽しめなくなり、自発的なやる気が低下することが、脳活動の変化として裏付けられた。玉川大の松元健二准教授やドイツ・ミュンヘン大の村山航研究員らが15日までに行った実験の成果で、米科学アカデミー紀要電子版に発表される。これまで心理学の行動実験では知られていたが、脳科学実験で確認されたのは初めて。教育上の参考になりそうだ。
     松元准教授によると、勉強やボランティア活動をしている子供に、思い掛けない褒美をあげるのは励ましになる。しかし、最初から成績に応じた小遣いを約束すると、「やらされている」感覚が生じ、小遣いをもらえなくなったときに意欲が低下する恐れがあるという。

  • 中小企業向けホームページ制作

     現在、中小企業向けのホームページ制作サービスを2つ準備しています。

    片方は価格を極力抑えたサービスで、料金は31,500円~でホームページを制作いたします。

    価格が安くても、実質オプションを付けなければならないようなものではなく、ロゴ作成、基本的なSEO(検索エンジン最適化)まで付きです。

    しかも、11ページ分でこの価格なので、たぶんコストパフォーマンスは業界トップだと思います。

    もう片方は価格は他社と大して変わりないですが、業界トップのクオリティのものを作ることを目指しています。

    具体的には、デザインや機能に凝ったものではなく、ビジネスに効果的なものを制作するサービスです。

    今までの制作会社は、言われたものを作るというのがほとんどでしたが、ビジネスの内容をヒアリングして、一番効果的になるようにこちらからご提案をしながら制作いたします。

    さらに、ペナルティ対策まで行います。

    ペナルティというのは、Google、Yahooなどの検索エンジンが不正に検索順位を上げることを防ぐために意図的に検索順位を下げたり、サイト全てを検索エンジンから削除することです。

    近年Yahooのペナルティの基準が厳しくなってきており、全くSEO対策をしていないサイトまで、ペナルティを受けて、サイトをまるごとYahooに載らなくなったケースまであります。

    Yahooのシェアは現在6割あり、国内でトップのシェアを誇っていますので、Yahooのペナルティを受けてしまうと、インターネット経由の6割の見込み客を失うことになります。

    また取引先からも会社のサイトが検索エンジンから消えたとなると、信用性を疑われることにも繋がりかねません。

    そこで、制作段階で予めペナルティを受けないように調整をするペナルティ対策も行います。

    ほとんどの制作会社でこのペナルティ対策のノウハウがないので、たぶん中小企業向けのホームページ制作では他にどこも行っていないサービスだと思います。

    このようにデザインや機能などの目に見えるものだけでなく、質の高いサービスを提供するためのものです。

     安く制作する方は出来上がったのですが、クオリティの高いホームページを制作するサービスの方がまだ完成していないので、完成したらまたお知らせいたします。

  • 社員が楽して伸びる会社、社員がいくらがんばっても伸びない会社

     いろいろな会社を見ていると、面白いように両極端な会社が存在します。

    社員が毎日与えられた業務を淡々とこなしているだけでどんどん伸びていく会社と、社員が毎日毎日必死になって営業をしてもどんどん業績が下がっていく会社があります。

    この2つの会社は一体どこが違うのでしょうか?

     楽して伸びる会社は戦略で業績を伸ばそうとするのに対して、がんばっても伸びない会社は戦術でなんとかしようとする会社が多いように感じます。

    もう少し具体的な話をすると、勝ち組と言われているユニクロは、典型的な楽して伸びる会社です。

    だから、現場で働いている店員が、一生懸命商品説明をしている姿を見たことがないはずです。

    これも誤解を与えるかもしれませんが、ユニクロの社員が怠慢だと言いたいのではなく、一生懸命接客する必要がないということです。

     ユニクロはマーケティング戦略がしっかりしているので、一生懸命接客しなくても商品が売れる仕組みが出来上がってるのです。

    それに比べて他のブランドは、商品説明をしたり一生懸命接客をして、なんとか店員の販売力で商品を販売しているので、戦術でなんとかしようとしているのです。

     この2つの会社を比較してみると、ユニクロの場合店員が一生懸命接客しなくても商品が売れるということは、「売れる」商品なので誰でも売上を上げるシステムなのです。

    一方、他のブランドは商品店員の販売力に頼るということは、そもそも「売れる」商品じゃない(売りにくい)ので販売力の高い店員ばかりじゃないと会社は伸びないのです。

    この2つの会社を比べて、どちらが安定して成長することができるでしょうか?

    「それなら販売力のある店員を集めればいいじゃないか」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、社員教育や採用を厳選することである程度は改善するかもしれません。

    しかし、現実的に能力が高い社員ばかりにするのは不可能です。(これについて詳しく説明すると長くなるので、いずれ機会があればこのことについても書きたいと思います)

     これはアパレル業界に限らず、戦術に頼っている会社はたくさんあります。

    そういった会社は、ほぼ間違いなく業績がなかなか上がらないですし、社員への負担が大きいので離職率も高いはずです。

    業績がなかなか上がらないのに離職率も高ければ、会社を成長させることは厳しいでしょう。

    もしあなたの会社が戦術に頼っているのであれば、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。

  • 利益をドブに捨てる間違った戦略

     失敗例とまでは言えないかもしれませんが、わざわざ利益をドブに捨てている会社があります。

    しかも、それが1社だけでなく、業界全体で利益をドブに捨てるようなことをしている業界があります。

    その業界とは、携帯電話とインターネットのプロバイダ業界です。

     これらの業界は新規獲得に力を入れていて、新規で加入すると、キャッシュバックがあったり、○ヶ月分基本料無料などのキャンペーンを年中行っています。

    しかし、顧客の新規獲得には熱心ですが、顧客のリピート率を上げることに力をほとんど入れてません。

    携帯電話の業界は最近機種本体の値引きをやめましたが、少し前まで「新規加入すると機種本体が○万円引き!」とやっていました。

    新規加入ならメリットが大きいですが、長年使ってても大したメリットがありません。

    少し考えればわかりますが、そのようなことをしたら、既存客が良く思うはずがありません。

    まさに「釣った魚に餌をあげない」状態で、本来長年使っている顧客こそ上得意様なので、サービスを強化するべきなのに、新規顧客の獲得にばかり力を入れています。

    いくら新規顧客を獲得しても、その分既存客が流出してしまっては意味がありません。

    既存客にリピートしてもらうのと、新規顧客を獲得するのとでは、同じ売上を上げるのにもコストが全く違ってきます。

    しかも、大々的なキャンペーンをしているのですから、コストはさらに増大するでしょう。

    それが1社だけならわかりますが、業界全体でそのようなことをしているのですから、ますます理解に苦しみます。

    粗利が大きいのでたくさんの利益を出して、会社が成り立っていますが、このような経営をしている経営者として失格ではないでしょうか。

  • 仕事ができないマネージャーが会社をダメにする

     ある会社での話です。

    約100名の従業員を抱えるその会社で、1カ月以内に勉強をした人がどれくらいいるか調査しました。

    そしたら、その結果がなんとたったの3名。

    経営者とマネージャーで1人、従業員で1人でした。

    アメリカでは年収10万ドル以上稼いでいるビジネスマンのほとんどが勉強しています。

    もしそのようなビジネスマンを抱えた企業が、この会社の業界に参入してきたら…

    結果は目に見えてます。

    社会人になったばかりの新入社員ならまだしも、組織を束ねるマネージャーがこのような姿勢では、指示待ち、上からの命令を伝えることくらいしかできません。

    そのようなマネージャーばかりで、会社を伸ばしていけるでしょうか?

     さて、本題に入りますが、先日ある会社のマネージャーが他の社員がいる前でミスをした部下を叱っている場面を目撃しました。

    注意をしている程度なら、それほど気にならないのですが、そのマネージャーは「仕事を覚えろ」と言いながら、カンカンになって怒っています。

    たぶんこのマネージャーも勉強をしていないのでしょう。

    マネージャーなのに、マネージメントを知らないのです。

    部下に「仕事を覚えろ」と言いながら、自分もマネージメントの仕事を覚えていないのです。

    このマネージャーは仕事ができて、マネージャーになったのかもしれませんが、マネージャーの仕事はできてないようです。

     時と場合によりますが、基本的に他の人がいる前で叱ってはいけません。

    人前で叱ると叱られた人の自尊心を余計傷つけることになるからです。

    あえて人前で叱ったり、時には怒鳴って強く叱るという会社もあるようですが、短期的な視点では効果がありますが、長期的な視点で見れば、デメリットの方が大きくなります。

    強くインパクトのある叱り方は、強烈な印象を与えるので、早く仕事を覚えさせたり、仕事をさせることができます。

    ただし、同時に強いストレスを与えることになるので、そのようなマネージメントをすると離職率が高くなります。

    せっかく仕事ができるようになっても、辞められてしまっては意味がありません。

    そうなると、また新しく入ってきた部下に同じようにして、また辞めるという同じことの繰り返しになってしまいます。

    そして、あまりにもひどいとインターネットでブラック企業として叩かれるでしょう。

     人間は怒られても動きますが、褒められても動きます。

    毎日怒られながら仕事を覚えていくのと、毎日褒められながら仕事を覚えていくのとでは、どちらがストレスなく仕事ができるでしょうか?

    これは、言うまでもなく後者でしょう。

    もしあなたの会社で良い人財が育たないことで悩んでいたら、それはもしかしたらマネージャーに問題があるのかもしれません。

    そして、最終的にはそのマネージャーを育てたあなたに責任があるのです。

    だからといって、明日いきなりマネージャーに「今日から勉強をしろ」と言っても、まず失敗します。

    それは、マネージャーが勉強しないのは、それなりの理由があるからです。

    ・残業が多くて勉強する時間がない…
    ・給料が少なくて勉強するためのお金がない…
    ・何を勉強すればいいかわからない…
    ・そこまでするほど給料をもらっていない…
    ・そこまでするヤル気がない…
    などなど、いろいろな理由があると思います。
    (具体的な解決法について書くと長くなるので機会があれば書きます)

    なので、それらの問題を解消して、自然とマネージャーが勉強する仕組みを作ってあげれば、自然と優秀なマネージャーが育っていくはずです。

  • WEB無料経営相談を行います。

     「読者の方に、もっと役立つブログにするためには何をすればいいだろうか?」と考えていたところ、このブログ上で無料の経営相談をすることを思いつき、始めることにしました。

    無料の経営相談をしようと思った理由は、まず読者の方にお伝えしたいと思うことはたくさんありますが、読者の方が何に悩んでいるのかわからないので、具体的にご相談していただければ、より役に立つ情報をお伝えすることができると思ったからです。

    そして、ご相談者の悩みやそれに対しての回答を読むことで、他の方の問題解決のヒントになったり、新たなビジネスのヒントになる可能性があるので、その内容をこのブログ上で公開すれば、他の読者の方とも情報を共有することができ、ご相談者だけでなく読者の方にとっても、より有意義なブログになると思ったからです。

    実は無料にするのにも訳があって、無料であれば気軽に相談ができますので、たくさんのご相談を受け付けることができ、そうすることでさらにご相談者にも読者の方にもこのブログが役に立つからです。

     「ご相談者、読者の方にとって、もっと役に立つブログ」という発想で始めますので、後から営業のメールや電話をするような真似は一切いたしません。

    というよりも、貴社の情報を記入されますと、その情報を管理しなくてはいけなくなるので、会社名や個人名、その他企業や個人を特定できるような情報は一切記入しないよお願いいたします。

    ご相談方法は、どの記事からでも構いませんので、コメント欄よりご相談内容をご記入ください。

    WEB無料経営相談について詳しくはこちら

  • ターゲットを広げて売上倍増

     この不景気で売上が落ちてる企業も多いかと思います。

    景気のせいにして、売上が落ちたまま、黙って景気が良くなるのをただ待っているのでは、最強の会社を作ることはできません。

    景気が良い時には良い時なりの、景気が悪い時には悪い時なりの戦略を策定し、実行していかなければなりません。

    つまり、環境に左右されるのではなく、環境に合わせる経営が大切なのです。

     そこで、「不景気で売上が落ちた」「売上をもっと伸ばしたい」という方は、ターゲットとしている顧客層を広げることを考えてみてはいかがでしょうか。

    ※ターゲットを広げるということは、当然新たにマーケティングコストがかかるので、コストを考えながら、ターゲットを広げていくというのが前提になります。

    例えば、外食産業であれば「内食」がブームになって業界全体の売上が落ちています。

    広告を打って、集客しようと思っても競争激しく思ったような集客ができていないお店もあるのではないでしょうか。

    このような場合、地元の人だけを対象していることになります。

    そこでターゲットを広げて、地元の人だけでなく、観光客も取り込めれば、売上が一気に倍増することになります。

    旅行代理店への営業だけならば、それほどマーケティングコストをかけずにアプローチすることができます。

    他にもインターネットを活用すれば、商圏を一気に世界に広げることができます。

    ただインターネットマーケティングも競争が激しく、ニッチだと需要が少なすぎるといったことがあるため、高度なマーケティング戦略を構築する必要があります。

  • 成功する会社になるために一番大切なこと2

     成功する会社になるためには、顧客にだけでなく、社員にも誠実である必要があります。

    過酷な労働条件、ストレスの多い社内環境、仕事に見合わない低賃金、昇給がなく将来が安定しない給与体系など、このような会社は近年増えているような気がしますが、このような会社に自ら進んで長く働きたいと思う人は、まずいないでしょう。

    このような会社は、間違いなく離職率が低いはずです。

    離職率が高ければ、優秀な人材を育てることができないだけでなく、外部から優秀な人材を獲得しても辞めていってしまうということなので、結局優秀な人材を確保することができなくなるのです。

    そうなれば、ワンマンでやって経営者の目の届く範囲内でしか、ビジネスを成長させることができなくなってしまいます。

    さらに、経営者が病気などで会社を見ることができない場合は、うまく会社が回らなくなり、経営者が引退する時には、的確な後継者もいないので、経営者の引退と同時に現在のビジネスが衰退していくことになってしまいます。

    ですから、成功する会社にするためには、顧客だけでなく社員にも誠実であることが大切です。