利益をドブに捨てる間違った戦略


 失敗例とまでは言えないかもしれませんが、わざわざ利益をドブに捨てている会社があります。

しかも、それが1社だけでなく、業界全体で利益をドブに捨てるようなことをしている業界があります。

その業界とは、携帯電話とインターネットのプロバイダ業界です。

 これらの業界は新規獲得に力を入れていて、新規で加入すると、キャッシュバックがあったり、○ヶ月分基本料無料などのキャンペーンを年中行っています。

しかし、顧客の新規獲得には熱心ですが、顧客のリピート率を上げることに力をほとんど入れてません。

携帯電話の業界は最近機種本体の値引きをやめましたが、少し前まで「新規加入すると機種本体が○万円引き!」とやっていました。

新規加入ならメリットが大きいですが、長年使ってても大したメリットがありません。

少し考えればわかりますが、そのようなことをしたら、既存客が良く思うはずがありません。

まさに「釣った魚に餌をあげない」状態で、本来長年使っている顧客こそ上得意様なので、サービスを強化するべきなのに、新規顧客の獲得にばかり力を入れています。

いくら新規顧客を獲得しても、その分既存客が流出してしまっては意味がありません。

既存客にリピートしてもらうのと、新規顧客を獲得するのとでは、同じ売上を上げるのにもコストが全く違ってきます。

しかも、大々的なキャンペーンをしているのですから、コストはさらに増大するでしょう。

それが1社だけならわかりますが、業界全体でそのようなことをしているのですから、ますます理解に苦しみます。

粗利が大きいのでたくさんの利益を出して、会社が成り立っていますが、このような経営をしている経営者として失格ではないでしょうか。

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